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タカラヤ写真館

古い写真から複写・復元できます。

写真|〜=@原画を元に、他の写真の一部を借りて合成し、加工していく作業行程を公表します。


|国民服の上に、オーバーを着た上半身の写真が元になります。
お客さまの希望は、
1、オーバーを脱いで、国民服にして欲しい。
2、その国民服のポケット上部に、日の丸を付けて欲しい。
3、「襟に三ツ星」を付けて欲しい。
4、できれば、馬にまたがっている姿にして欲しい。
5、左上腕部に、への字のリボンを付けて欲しい。

1945年頃(昭和20年)の写真だそうです。
この時代の写真は、初めて写真機が日本に伝えられた嘉永元年(1848年)から、97年経っていますが、富士カラーフィルムが発売される1948年(昭和23年)までは、白黒の写真でした。

|のお客さまの希望は、一言で言えば、『それは、無理な話でしょう。』と思いましたが、プロであるからには、なんとか気に入った合成ができないものか、随分と思案しました。

1、オーバーを脱いで、国民服にして欲しい。
という希望は、通常の合成とほぼ同じやり方です。

2、その国民服のポケット上部に、日の丸を付けて欲しい。
これは、『書き足し』になります。

御来店下さった御本人は、高齢者です。

話しをお伺いしていくだけで、2時間以上。(戦時中の思いで話しがほとんど。自分が産まれる前の、知らないいろんなお話が聞けるので、、、、)これも、仕事です。

}

}は、別の人の国民服です。

 日本経済は、世界恐慌の影響で、深刻な不景気にみまわれ、軍部らの間に満州を植民地にして危機をのがれようと中国軍との間で武力衝突(満州事変1931年)。まさに、この時から、大平洋戦争終結までの15年間は、戦争のまっただ中にあった時代です。

戦地に向かう息子の写真撮影、家族写真撮影が盛んに行われました。

~

~「襟に三ツ星」は、まだですが、ここまで作業を進めました。

時間にして、約4時間です。二日目は、ここで終わりにします。

このような作業をする時は、最初に「○時間で作業を完了する。」と決めてからかからないと、本当に何時間あっても足りないくらいになります。
}~を比べてみて下さい。国民服のしわがとれているのに気が付いたでしょうか?。

このように、細かい所を直していきます。


(ブラウザによっては、モニターで見る時の背景の一部が円の一部のように見えるかもしれませんが、これは、インターネット用画像に作り直した時の圧縮の影響で、実際の製作写真はきれいに出来上がります。)

 馬にまたがっているのは、これも別の人です。

三日目は、同時代の写真集の中から見つけ出してきました。

(この写真を探すのに、約半日を費やしてしまいました。)

この馬に乗った写真を元にすることに決め、作業にとりかかります。


この人の上に、先程作った肖像写真を単純に上に乗せただけでは、元のひとの帽子が、はみだしてしまいますので、はみだしている部分(元の人)を消していきます。

いよいよ、最後の関門です。
合成してみました。
馬にまたがっている様に見えるでしょうか?

襟に三ツ星をつけ、
左上腕部に、への字のリボンを手書きしました。

の元になる写真は、コントラストがないので、少しめりはりのあるように、トーンカーブで画像の調子を整え、完成です。

連続した時間では、非常に疲れる作業なので、他の仕事を間に挟みながら、また、休憩をとりながら作業を進めていきます。
気が付けば、5日かかっての完成でした。

            

製作 福井県 タカラヤ写真館  地図        

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