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◇天谷 鉄雄さん(46) |
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福井商打線の中心、天谷宗一郎選手の父。甲子園出場の感想を聞くと「少年野球では、スタンドの選手も試合に出ることがあった。 |
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でも、高校野球ではベンチ入りできなかった選手は絶対にグラウンドに出られない。それがつらい」と控えの選手のことを真っ先に口にした。 |
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意識して、北野尚文監督とは直接話さず、連絡はすべて乙部和秀部長を通すことにしている。 |
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「監督は、『気を使わないで』と言っても使う人だから。正月しか休まず指導して下さり、本当に頭が下がる」と感謝しながら、「立場上、今は距離を置かせていただくが、息子が卒業したら、お付き合いさせていただきたい」とほほ笑む。 |
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ほとんどの週末は試合の応援に駆け付ける。部員の父母らと連絡を取ったり、シーズンの初めにグラウンドの草むしりをしたりするなどの行事の手配は、建築設計の事務所を営む身としては楽ではないはず。 |
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しかし、「応援は遠足のようなものだし、父母のみなさんが丁寧なアドバイスをしてくれるので、楽しませてもらってます」と自然体で大役をこなしている。 |
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「部員らが野球に集中できるのは、マネジャーの中井康貴君やバスの運転をしてくださる加藤強さん、本当に熱心な私設応援団のメンバーのおかげ」と優しい笑顔で感謝を忘れない天谷さん。 |
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息子である天谷選手のことに話が及ぶと「監督はよく辛抱強く使ってくれた。あの広い甲子園でどこまでできるのかと思うと胃が痛むが、(甲子園出場は)部員全員で選ばれたことを忘れず、結果を残してほしい」と父親の顔を見せた。 |
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【阪本麻記子】 |
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(毎日新聞2月25日朝刊) |