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◇野村育生さん(44) |
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「僕は野球しかしてこなかった人間。野球にかかわっていたいし、若い部員と接するのは楽しい。練習に来ないと体がすっきりしない」という根っからの野球好き。 |
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福井商野球部の2年生だった1973年、春と夏の2回、甲子園に出場。その後も大学、ノンプロで野球を続け計14年間、現役で活躍した。 |
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その後、92年から、主にシーズン中の週末、自宅のある金沢市から駆けつけ、ボランティアでコーチを務める。 |
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ノックで選手を鍛え、気づいたことをアドバイスする頼もしい存在。合宿にも参加して練習を手伝う。北野尚文監督も「彼が来てくれるまで、なんでも一人でやっていたので、本当に助かる」と感謝する。 |
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「最近の若い選手は物おじせず冷静で、自分の頭で考える。良い傾向だし、頼もしく感じる」と野村さん。 |
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今年のチームについても「間違いなくパワーのあるチーム」と期待をかける。 |
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2回の甲子園では、ともに、三塁手で中軸の5番打者。夏の甲子園初勝利に貢献するなど華々しく活躍した。経歴が物語る通り、野球について知り尽くしており、練習のつらさも理解できる。 |
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それでも、「スポットライトを浴びるのはどうしてもレギュラーになる。しかし、当たり前のことだが、仲間がいたから甲子園にも出場できた」と話す野村さん。後輩に引き継ぐのは、野球の技術だけではない。 |
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【阪本麻記子】 |
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(毎日新聞2001年2月27日福井版から) |