[スタンバイ34校] チーム紹介

驚異の平均9得点−−福井商

 

 昨夏の甲子園メンバー7人が残る。チーム打率3割7分8厘は出場校中5位、1試合平均得点9・0点は同2位タイと、強力打線がチームカラーだ。

 攻撃の核は天谷、南部の3、4番で、この2人でチーム63打点のうち約半分の30打点をたたき出している。左打者の天谷は打球に伸びがあり、出場選手中2位の打率6割4分5厘。右の南部も打率5割をマークし、チーム最多の16打点と勝負強さも持ち味だ。

 杉田、山本の1、2番は選球眼が良く、5番・渡辺はミートがうまいが、下位打線はやや非力。レギュラー全員が盗塁を記録し、1試合平均3・5盗塁は出場校中3位タイと機動力もある。

 主戦の2年生右腕・中谷は手元で伸びる直球に、縦に割れるカーブ、スライダーを交え、打たせて取る投球をする。制球が良く、防御率1・18は出場主力投手中6位。もっとも、昨秋は連投の疲労から制球を乱す場面もあり、控えの右腕・村岡の成長が待たれるところだ。【来住哲司】

村岡は甲子園に来てから好調。桜美林戦で、力強い投球を披露した。重い速球に切れがある。
第2戦、浪速にリリーフとして当番するだろう。
◇北野尚文監督

 傑出した選手はいない。うちは強くなってから勝つのでなく、勝つことで強くなる。まず初戦突破を目指す。

2001.03.27 監督談
選手の調子は、2回目の試合なので、緊張も和らいでいるようだ。
個別には甲子園入りしてから、村岡栄二投手の調子がいい。

◇福井商(2年ぶり15回目)
     氏名    年 試  打  安 本  点 盗 失   打率
 (1) 中谷圭佑  2 5 20  7 0  4 1 0 .350
 (2) 岡本広   2 8 26  6 0  3 1 0 .231
 (3) 南部巨宏  3 8 30 15 1 16 2 1 .500
 <4> 伊藤隼人  3 8 18  4 0  1 2 1 .222
 (5) 渡辺利克  2 8 31 12 1  9 4 2 .387
 (6)△杉田匡平  3 8 30  9 0  7 3 2 .300
 (7)△山本佳典  3 8 29 11 0  5 2 0 .379
 (8) 稲垣充   2 7 23  8 0  1 4 0 .348
 (9)△天谷宗一郎 3 8 31 20 1 14 7 2 .645
(10) 村岡栄二  3 4  9  2 0  2 1 0 .222
(11) 荒木泰貴  3 1  0  0 0  0 0 0 ――
(12) 吉田俊和  3 2  3  1 0  1 1 0 .333
(13)△岸本泰輔  3 1  1  0 0  0 0 0 .000
(14) 近藤浩司  3 1  0  0 0  0 0 0 ――
(15) 玉村拓史  1 1  0  0 0  0 0 0 ――
(16) 竹内祐司  3 ―  ―  ― ―  ― ― ― ――
○…主力投手…○(チーム打率.378)
 中谷 5試38回    防御率1.18
   ……………………………………………
 【表の見方】
 △は左打ち、または左投げ。
 丸カッコで囲んだ数字は背番号。カギカッコで囲んだ数字は主将。

[毎日新聞3月12日]

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